「充電式インパクトドライバーが欲しいけれど、マキタ・HiKOKI・京セラ・BOSCH・ミルウォーキー・パナソニックなど、種類が多すぎて選べない」
「最大トルクだけを見て選んでいいの?」
「本体価格が安くても、バッテリーと充電器を買ったら高くなるのでは?」
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
充電式インパクトドライバーは、メーカーや電圧によって性能だけでなく、バッテリーシステム、サイズ、重量、操作性、購入時の総額まで大きく変わります。
そこでこの記事では、2026年10月時点で現行品として確認できるモデルを中心に7製品を比較。
単純に最大トルクが大きい順ではなく、価格、使いやすさ、バッテリー環境、用途、購入時の総額などを考慮して、それぞれの特徴を整理します。
特に注目したいのが、本体価格だけではなく「実際に使い始めるまでにいくらかかるか」という点です。
バッテリーや充電器が別売りのモデルでは、本体が安く見えても必要なものをそろえると購入総額が大きく変わります。
- 結論|充電式インパクトドライバーおすすめ7製品
- 充電式インパクトドライバーを選ぶ前に知っておきたいポイント
- 充電式インパクトドライバーおすすめ7製品を比較
- 7製品を用途・予算別に選ぶなら?
- 購入前に確認したい注意点
- 充電式インパクトドライバーのよくある質問
- まとめ|インパクトドライバーは「用途・バッテリー・総額」で選ぶ
結論|充電式インパクトドライバーおすすめ7製品
今回比較する7製品は以下です。
| 商品 | 型番 | 確認時点の価格 | 最大トルク | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | TD173DRGX | 約42,800円~ | 180N・m | バランス・操作性重視 |
| 京セラ | DID1806L5 | 約27,720円~ | 170N・m | コストを抑えやすい |
| HiKOKI | WH36DD 2XH | 約42,300円前後 | 200N・m | 高出力+細かな制御 |
| BOSCH | GDR 18V-200 | 約41,995円 | 200N・m | 18Vシステムとコンパクト性 |
| ミルウォーキー | M18 FID3-502X JP | 約54,902円 | 226N・m | 高出力・プロ向け |
| マキタ | TD002GRDX | 約44,480円~ | 220N・m | 40Vmaxの高出力 |
| パナソニック | EZ1PD1J18A1 | 約68,800円~ | 155N・m | 狭所・アタッチメント対応 |
※価格は2026年10月5日前後に確認した販売情報を基準としています。
販売店、カラー、セット内容、キャンペーンなどによって変動します。
ポイント還元は通常価格に含めていません。
条件別に選ぶなら
- 総合的なバランスを重視 → マキタ TD173DRGX
- 購入費用を抑えたい → 京セラ DID1806L5
- パワーと制御機能を両立したい → HiKOKI WH36DD
- BOSCHの18V工具を使っている → GDR 18V-200
- 最大出力を重視するプロユーザー → ミルウォーキー M18 FID3
- 40Vmaxの高出力を求める → マキタ TD002GRDX
- 狭所作業や専用アタッチメントを重視 → パナソニック EZ1PD1
重要なのは、「最も高性能な1台」を選ぶことではありません。
自分が何に使うのか、すでにどのバッテリーを持っているのか、そして使用開始までにいくら必要なのかを基準に選ぶことが大切です。
充電式インパクトドライバーを選ぶ前に知っておきたいポイント
1.最大トルクだけで選ばない
インパクトドライバーを選ぶとき、まず目に入りやすいのが「最大トルク」です。
最大トルクが大きいほど、一般的には高負荷の締付作業に対応しやすくなります。
今回比較した製品でも、
- パナソニック EZ1PD1:155N・m
- 京セラ DID1806L5:170N・m
- マキタ TD173D:180N・m
- HiKOKI WH36DD:200N・m
- BOSCH GDR 18V-200:200N・m
- マキタ TD002G:220N・m
- ミルウォーキー M18 FID3:226N・m
と差があります。
ただし、DIYで木ネジを締める程度なら、最大トルクだけを理由に最上位モデルを選ぶ必要があるとは限りません。
むしろ、細かいねじ締めをするなら、モード切替、回転制御、操作性、重量、ヘッドサイズなども重要です。
2.18V・36V・40Vmaxの違いを確認する
充電式インパクトドライバーでは、バッテリー電圧も重要な選定基準です。
今回の商品では18Vクラスが中心ですが、HiKOKI WH36DDは36V、マキタ TD002Gは40Vmaxシリーズです。
高電圧モデルは高出力を狙いやすい一方、DIY用途では性能を持て余す可能性もあります。
逆に、建築・設備・金物などで高負荷作業を頻繁に行うなら、高出力モデルを選ぶ意味が大きくなります。
「電圧が高い=誰にとってもおすすめ」ではないことを覚えておきましょう。
3.バッテリーをすでに持っているなら同じメーカーを優先する
初めて充電式工具を購入する場合と、すでにバッテリーを持っている場合では、選び方が大きく変わります。
例えばマキタ18Vのバッテリーをすでに持っているなら、TD173Dを本体のみで購入することで、新たにバッテリーや充電器をそろえる必要がなくなる可能性があります。
一方、初めて購入する場合は、
本体+バッテリー+充電器
まで含めて考える必要があります。
これはインパクトドライバーの「本当の購入価格」を考えるうえで非常に重要です。
4.本体重量だけでなく「バッテリー装着時」を見る
長時間使う場合、重量は作業疲労に直結します。
メーカーによって重量の測定条件が異なるため、比較するときは、
- 本体のみの重量なのか
- バッテリー装着時なのか
- 何Ahのバッテリーを装着した数値なのか
を確認しましょう。
例えばミルウォーキー M18 FID3は5.0Ahバッテリー装着時で1.75kgとされています。
5.ヘッド長・サイズも確認する
狭い場所で使うなら、最大トルク以上にヘッドサイズが重要になることがあります。
BOSCH GDR 18V-200はヘッド長126mm、HiKOKI WH36DDはヘッド長111mm、ミルウォーキー M18 FID3は長さ114mmです。
家具製作、内装、設備、電気工事などでは、数cmの違いが作業性に影響する場合があります。
6.モード・電子制御にも注目する
最近のインパクトドライバーは、単純に「回転するだけ」の工具ではありません。
締め付ける材料やねじに合わせてモードを変更できるモデルも増えています。
例えばHiKOKI WH36DDはアプリとBluetooth蓄電池を組み合わせ、回転数やスイッチフィーリングなどを調整できます。
さらに細ビスモードも搭載しています。
DIYでそこまで細かく設定する必要がない人もいますが、作業内容が幅広いプロユーザーにとってはメリットになります。
充電式インパクトドライバーおすすめ7製品を比較
1.マキタ TD173DRGX|総合バランスを重視するなら有力候補
マキタのTD173Dは、18Vシリーズの充電式インパクトドライバーです。
メーカーは全長111mm、質量1.5kgというコンパクト・軽量性を特徴として紹介しており、バッテリー位置や重心にも配慮されています。全周リング発光LEDライトも大きな特徴です。
こんな人に向いている
- DIYから現場作業まで幅広く使いたい
- 取り回しを重視したい
- マキタ18Vバッテリーをすでに持っている
- 1台で幅広い作業をこなしたい
主なスペック
- 最大締付トルク:180N・m
- 電圧:18V
- 全長:111mm
- 質量:約1.5kg
- 4段階の打撃モード
- 全周リング発光LED
TD173Dは最大トルクだけを見ると今回の最高クラスではありません。
しかしパワーだけでなく、サイズ・重量・操作性・バッテリー環境のバランスに優れています。
実売価格・使用開始総額
TD173DRGXは18V 6.0Ahバッテリー2個と充電器を含むセットとして流通しています。
確認時点では約42,800円からの販売情報が確認できます。
このセットを新規購入する場合は、基本的にセット価格が使用開始までの総額の基準になります。
メリット
- コンパクトで取り回しやすい
- 180N・mの十分な締付能力
- マキタ18Vシリーズを活用できる
- 操作性と視認性を重視した設計
注意点
最大トルクだけを比較すると、200N・m以上の製品もあります。
そのため、とにかく最高出力が欲しい人より、総合的な使いやすさを重視する人向けです。
他製品との違い
今回の7製品の中では、「高出力だけに振り切らず、サイズ・重量・操作性まで含めてバランスを取りたい人」に向くモデルです。
販売価格・セット内容を確認する
2.京セラ DID1806L5|購入費用を抑えたい人に注目
京セラ DID1806L5は、18V・5.0Ahバッテリーを採用するプロ向けインパクトドライバーです。
メーカー公式では最大締付トルク170N・m、回転数0~2,500min⁻¹、打撃数0~3,000min⁻¹、質量1.7kgとされています。
こんな人に向いている
- 購入費用をできるだけ抑えたい
- 18Vクラスの実用的な性能が欲しい
- DIYだけでなく現場作業にも使いたい
- バッテリー・充電器込みで購入したい
セット内容
DID1806L5には、
- 18V 5.0Ahバッテリー×2
- 充電器
- キャリングケース
- ベルトフック
が付属します。
実売価格
確認時点では楽天市場で約27,720円、別販売店では29,890円などの価格が確認されています。
価格.comでもバッテリー・充電器が標準の製品として掲載されています。
そのため、今回の比較では新規購入者でも使用開始までの費用を抑えやすいモデルとして評価できます。
メリット
- 170N・mの実用的なトルク
- 5.0Ahバッテリー2個付き
- 充電器・ケース付き
- 7製品の中では価格面で有利
注意点
最高出力を重視する場合、200N・m以上のモデルとの差があります。
また、マキタやHiKOKIなどの既存バッテリー資産を持っている人は、バッテリーシステムを新たに増やす必要があるか検討しましょう。
他製品との違い
最大の特徴は、性能とセット内容を考えたときの購入しやすさです。
価格を抑えながら18Vクラスのインパクトドライバーを導入したい人に検討しやすい選択肢です。
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3.HiKOKI WH36DD|高出力と細かな制御を両立したい人向け
HiKOKI WH36DDは36Vマルチボルトシリーズのコードレスインパクトドライバです。
最大締付トルクは200N・m。ヘッド長111mm、質量1.6kgで、コンパクトなボディと高出力を両立しています。
こんな人に向いている
- 高出力モデルを使いたい
- プロ用途を重視する
- 細かいねじ締めにも対応したい
- HiKOKIのマルチボルトシリーズを使っている
主な特徴
WH36DDはトリプルハンマ機構を採用し、さらにBluetooth蓄電池とアプリを組み合わせた細かな設定にも対応しています。
メーカー公式では、細ビスモード、ボルトモード、テクスモードなどを搭載しています。
セット内容
2XH仕様では、マルチボルト蓄電池、急速充電器、ケースなどを含むセットが用意されています。
メーカー公式ページではBSL36A18BX×2個とUC18YDMLが掲載されています。
実売価格
確認時点では、2XH系セットについて約42,300円前後の販売情報を基準に比較しています。
ただし、販売店によって「2XH」「1個仕様」「本体のみ」などが混在しているため、購入前にセット内容を必ず確認してください。
メリット
- 最大200N・m
- ヘッド長111mm
- 36Vの高出力
- アプリによる設定変更
- 細ビスモードなど多彩な制御
注意点
高機能なため、単純なDIY用途では性能を持て余す可能性があります。
また、従来の一部HiKOKI蓄電池は使用できないため、既存ユーザーは対応バッテリーを確認する必要があります。
他製品との違い
パワーだけではなく、電子制御まで重視したい人に向くのがWH36DDです。
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4.BOSCH GDR 18V-200|18Vシステムとコンパクト性を重視
BOSCH GDR 18V-200は18Vのコードレスインパクトドライバーです。
メーカー公式では最大トルク200N・m、無負荷回転数0~3,400rpm、インパクト数0~4,000bpm、バッテリーを除く重量1.1kgとされています。ヘッド長は126mmです。
こんな人に向いている
- BOSCH Professionalの18V工具を使っている
- 18Vシステムを統一したい
- コンパクトなインパクトドライバーを探している
- DIYからプロ用途まで幅広く使いたい
主な特徴
GDR 18V-200はブラシレスモーターを採用し、200N・mの最大トルクを備えています。
また、BOSCH Professional 18Vバッテリーとの互換性を持ち、AMPShareにも対応しています。
実売価格
5.0Ahバッテリー2個、充電器、キャリングケース付きセットについて、確認時点で41,995円の販売情報があります。
このセットなら、バッテリー・充電器を持っていない人でも使用開始までの総額を把握しやすくなります。
メリット
- 最大200N・m
- 18Vで扱いやすい
- ブラシレスモーター
- BOSCH Professional 18Vシステムを活用できる
- AMPShare対応
注意点
マキタ18VやHiKOKIマルチボルトなど、他社のバッテリーをそのまま使用することはできません。
すでに別メーカーのバッテリーを持っている場合は、システムを増やすコストも考慮してください。
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5.ミルウォーキー M18 FID3-502X JP|性能を最優先するなら
ミルウォーキー M18 FID3は、今回比較した中でも最大トルクが大きいモデルのひとつです。
最大トルクは226N・m。最大3,900rpmの回転数に対応し、4つの回転モードを備えています。
こんな人に向いている
- プロ用途で使いたい
- 高い締付性能を重視する
- M18シリーズをすでに使っている
- 作業量が多い
- 高出力と制御機能を両立したい
主なスペック
- 電圧:18V
- 最大トルク:226N・m
- 全長:114mm
- 最大回転数:3,900rpm
- 最大ボルト径:M16
- 5.0Ahバッテリー装着時:約1.75kg
セット内容
M18 FID3-502X JPには、
- 本体
- ツールボックス
- M18 5.0Ahバッテリー×2
- M12-M18充電器
が含まれます。
実売価格
確認時点では税込54,902円の販売情報があります。
メリット
- 今回比較した中でも高い226N・m
- 114mmのコンパクトなボディ
- 4つの回転モード
- M18シリーズとのバッテリー共有
- プロ用途に向く高出力
注意点
価格は7製品の中でも高めです。
DIY中心であれば、ここまでの出力を必要としない可能性があります。
他製品との違い
「できるだけ高い性能が欲しい」という条件なら有力候補です。
ただし、最大トルクだけで購入を決めるのではなく、その性能を本当に必要とする作業をするかを考えて選びましょう。
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6.マキタ TD002GRDX|40Vmaxの高出力を求める人向け
TD002Gはマキタの40Vmaxシリーズに属するインパクトドライバです。
最大締付トルクは220N・mで、18VクラスのTD173Dとは異なる高出力系の選択肢です。
マキタによると、TD002Gは2022年1月に40Vmaxシリーズとして発売され、デュアルスプリングテクノロジーを採用しています。
また別売り通信アダプタによるスマートフォン連携にも対応しています。
こんな人に向いている
- マキタ40Vmaxシリーズを使っている
- 18Vより高出力を求める
- プロ用途で使いたい
- TD173Dより高出力を重視する
実売価格
確認時点では価格比較サイトで約44,480円からの価格推移が確認されています。
ただし、販売店やセット内容によって価格が変わるため、購入時はバッテリー・充電器の有無を確認してください。
メリット
- 最大220N・m
- 40Vmaxシリーズ
- 高出力作業に対応しやすい
- マキタ40Vmaxのバッテリー資産を活用できる
注意点
40Vmaxシリーズの導入経験がない人は、バッテリーと充電器を含めた初期費用を考える必要があります。
また、DIY用途ではTD173Dなど18Vモデルでも十分な場合があります。
他製品との違い
同じマキタでも、TD173Dは「18Vの取り回し・バランス」、TD002Gは「40Vmaxの高出力」という違いがあります。
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7.パナソニック EZ1PD1J18A1|狭所作業・アタッチメントを重視
パナソニックのEXENA EZ1PD1は、今回の7製品の中でも特徴がはっきりしています。
最大締付トルクは18V時約155N・m。18V 5.0Ahバッテリー装着時の全長は98mmで、狭い場所での作業性を意識した設計です。
こんな人に向いている
- 電気工事・設備などで使う
- 狭所作業を重視する
- アタッチメントを活用したい
- パナソニックの電動工具を使っている
特徴
EZ1PD1は専用アタッチメントに対応することが大きな特徴です。
パナソニックは、EZ1PD1を含むONE ATTACHシリーズについて、アタッチメント交換によって複数の作業に対応する仕組みを展開しています。
実売価格
EZ1PD1J18A1は18V 5.0Ahバッテリー2個と充電器が標準のセットで、確認時点では約68,800円からの販売情報が確認されています。
メリット
- 全長98mmというコンパクト性
- 18V対応
- アタッチメントシステム
- 狭所作業に向く
- 電気工事・設備系との相性がよい
注意点
最大トルクは今回の7製品の中では155N・mと低めです。
そのため、純粋に高トルク性能だけを求めるなら他のモデルが候補になります。
また、価格も比較的高めです。
他製品との違い
EZ1PD1を選ぶ理由は、最大トルクではありません。
「狭い場所での取り回し」や「アタッチメントによる作業の広げ方」まで重視する人に価値があるモデルです。
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7製品を用途・予算別に選ぶなら?
初心者・DIYなら
初めて購入する場合は、最高トルクだけでなく、
- セット内容
- 総購入費用
- 重量
- 操作性
- 今後ほかの工具を増やす予定があるか
を確認しましょう。
価格を抑えて導入しやすい候補としては、京セラ DID1806L5が検討しやすいモデルです。
一方、今後マキタの工具を増やす予定があるなら、TD173DRGXのようにバッテリーシステムを軸に選ぶ方法もあります。
価格重視なら
購入費用を抑えたい場合は、京セラ DID1806L5が有力です。
5.0Ahバッテリー2個と充電器を含むセットが確認でき、7製品の中でも購入総額を抑えやすいのが特徴です。
ただし、販売店によって価格が変わるため、購入直前に確認してください。
性能重視なら
最大トルクを重視するなら、
- ミルウォーキー M18 FID3:226N・m
- マキタ TD002G:220N・m
- HiKOKI WH36DD:200N・m
- BOSCH GDR 18V-200:200N・m
が候補になります。
ただし、最大トルクが大きいほど必ず作業が快適になるわけではありません。
ねじの種類や材質、締め付け条件によって適切な工具は変わります。
軽量性・取り回しを重視するなら
狭所や長時間作業では、ヘッド長と重量を確認しましょう。
マキタ TD173Dは全長111mm・質量1.5kg、
HiKOKI WH36DDはヘッド長111mm・1.6kg、
ミルウォーキー M18 FID3は114mm・5.0Ah装着時1.75kgとされています。
数値だけでなく、バッテリー装着時のバランスも確認することをおすすめします。
プロ用途なら
現場で使用する場合は、
- 高負荷作業への対応
- バッテリー容量
- 充電時間
- 作業量
- 耐久性
- バッテリーシステム
- メーカーのサービス体制
まで考えて選びましょう。
高出力を重視するなら、ミルウォーキー M18 FID3、マキタ TD002G、HiKOKI WH36DDなどが候補になります。
購入前に確認したい注意点
バッテリーと充電器が付属するか
同じ製品名でも、
- 本体のみ
- バッテリー1個付き
- バッテリー2個付き
- 充電器付き
- ケース付き
など、セット内容が違うことがあります。
価格だけで比較すると、この違いを見落とす可能性があります。
「本体価格」と「使用開始総額」を分けて考える
新規購入者は、
本体+バッテリー+充電器=使用開始総額
として考えるのがおすすめです。
一方、同じメーカー・同じ電圧のバッテリーをすでに持っている場合は、本体のみ購入で済む可能性があります。
つまり、最適な商品は人によって変わります。
既存バッテリーの互換性を確認する
「同じメーカーだから使える」とは限りません。
HiKOKI WH36DDについても、メーカーは従来の一部バッテリーシリーズが使用できないことを明記しています。
購入前に、現在持っているバッテリーの型番まで確認してください。
最大トルクだけで選ばない
DIYで細い木ネジを中心に使う人と、現場で高力ボルトなどを扱う人では必要な性能が違います。
用途に対して性能が高すぎる工具を選ぶと、価格や重量の面で不利になることがあります。
販売価格は購入前に再確認する
今回掲載している価格は調査時点のものです。
工具は販売店、在庫、キャンペーン、セット内容によって価格が変動します。
特にAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、同じ型番でも販売者やセット内容が異なる場合があります。
購入前には、型番・バッテリー・充電器・ケースの有無まで確認してください。
充電式インパクトドライバーのよくある質問
Q1.初心者なら何Vのインパクトドライバーがおすすめ?
DIY中心なら、必ずしも36Vや40Vmaxの高出力モデルを選ぶ必要はありません。
今後ほかの工具も購入する予定なら、電圧よりも「どのバッテリーシステムを使うか」を先に決める方法がおすすめです。
Q2.最大トルクが大きいほど良い?
必ずしもそうではありません。
高トルクは高負荷作業で有利ですが、細かいねじ締めではモード制御や操作性も重要です。
Q3.本体だけ買えば使える?
バッテリー式の場合、本体だけでは使用できないモデルがあります。
バッテリーと充電器が別売りの場合は、必要なものをすべて購入した総額で比較してください。
Q4.マキタ18Vのバッテリーは他社でも使える?
基本的にはメーカーごとのバッテリーシステムとして考える必要があります。
異なるメーカーの工具にそのまま使用できると考えず、メーカーが指定する対応バッテリーを確認してください。
Q5.DIYなら200N・m以上必要?
用途によります。
一般的なDIYだけなら、200N・m以上の性能を必ずしも必要としないケースがあります。
Q6.インパクトドライバーとドリルドライバーは何が違う?
インパクトドライバーは打撃機構を使って締め付ける工具です。
一方、ドリルドライバーはクラッチなどを使って締め付け力を調整しやすく、穴あけにも使いやすいのが特徴です。
木材へのねじ締めを中心にするのか、穴あけも重視するのかで選択肢が変わります。
Q7.プロ向けモデルをDIYで使ってもいい?
使用すること自体はできますが、価格や性能がDIYの用途に対して過剰になる可能性があります。
必要な性能と購入費用のバランスを考えましょう。
Q8.中古のインパクトドライバーはおすすめ?
価格だけでなく、バッテリーの状態、使用履歴、保証、セット内容などを確認する必要があります。
新品との価格差が小さい場合は、新品の販売価格も比較してから判断するのがおすすめです。
まとめ|インパクトドライバーは「用途・バッテリー・総額」で選ぶ
充電式インパクトドライバーは、最大トルクだけを比較して選ぶと、自分の用途に合わないモデルを購入してしまう可能性があります。
今回比較した7製品には、それぞれ異なる強みがあります。
総合的なバランスを重視
マキタ TD173DRGX
コンパクトさ、重量、操作性、18Vバッテリーシステムの使いやすさを重視する人に向いています。
価格を抑えたい
京セラ DID1806L5
5.0Ahバッテリー2個と充電器を含むセットがあり、購入時の総額を抑えやすいモデルです。
高出力と制御機能
HiKOKI WH36DD
200N・mの出力に加え、アプリによる設定や細ビスモードなどを活用できます。
BOSCHの18Vシステムを使いたい
BOSCH GDR 18V-200
18Vのバッテリーシステムと200N・mの性能を組み合わせた選択肢です。
性能を最優先
ミルウォーキー M18 FID3-502X JP
226N・mという高い最大トルクを備え、プロ用途で高出力を重視する人に向いています。
マキタ40Vmaxを使いたい
マキタ TD002GRDX
220N・mの高出力が特徴。すでに40Vmaxシリーズを使っている人なら、バッテリー資産を活用できます。
狭所・アタッチメントを重視
パナソニック EZ1PD1J18A1
最大トルクだけではなく、98mmのコンパクトなヘッドサイズやアタッチメント対応を重視する人向けです。
最終的には、「どの作業に使うか」「どのバッテリーを使うか」「バッテリー・充電器まで含めていくら必要か」の3点を確認して選ぶのがおすすめです。
特に初めて購入する場合は、本体価格だけで決めず、使用開始までの総額を比較してください。
また、すでにマキタ・HiKOKI・BOSCH・ミルウォーキーなどのバッテリーを持っている場合は、そのバッテリーを共有できる製品を選ぶことで、追加購入費用を抑えられる可能性があります。
価格やセット内容は変動するため、購入直前には販売ページで型番・バッテリー・充電器・ケース・現在の販売価格を確認しましょう。

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